top of page
フェンシング<Fencing>
フェンシングは、「ピスト」と呼ばれる細長い試合コートに立ち、1対1で戦うスポーツ。
中世ヨーロッパの騎士たちの剣術から始まり、第1回アテネ1896大会から現在まで、毎回正式種目として実施されている伝統ある競技。
フェンシングは3種目にルールや剣、防具の違いから分かれている。
フルーレ<Foil>
攻撃に「突き」のみを用いる種目。
剣を持って向かい合った両選手のうち、先に攻撃を仕掛けた選手に<攻撃権>が生じる。
有効面は、背中を含む胴体のみ対象で、剣先に500g以上の圧力がかかれば有効。
攻撃と防御による展開の速さとその中にある細かなテクニックが魅力。
2008北京五輪にて太田雄貴さんが銀メダルを獲得。
また、2012ロンドン五輪では団体で銀メダルを獲得した。
エペ<Epee>
攻撃に「突き」のみを用いる種目。
頭の先から足の裏まで全身すべてが有効面。
全身のどこかに750g以上の圧力がかかれば有効となる。
先に突いた方にポイントが入り、両者同時に突いた場合は双方にポイントが入る。
頭脳戦、接近戦など変化に富んだ展開が魅力的。
2020東京五輪では、団体で日本フェンシング界初の金メダルを獲得した。
サーブル<Sable>
フルーレとエペが「突き」だけの競技であるのに対し、サーブルは「斬り」も用いることができる種目。
有効面は、頭・両腕を含む上半身。フルーレと同様に<攻撃権>があり、両者ともに有効面を突いた、もしくは斬った場合は、攻撃権を持っている選手のポイントになる。
フェンシングの中で最も激しく、豪快で、派手な動きが観られるのが特徴。
フェンシング: ニュース
bottom of page